ヘアドライヤー、コードを巻かずにサッと使ってパッと片づける。地震、通電火災など安全も確保できる収納の工夫

 

こんにちは。
暮らしはラクに楽しく
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

今日を大切にするための時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」を
お伝えしています。

汚れやすくて散らかりやすい
洗面台周りで
ドライヤーがスッキリ使いやすく収納。
それが安全にもつながります。

今日は、
ヘアードライヤーの
ラクで安全な収納方法と
通電火災について取り上げます。

 

■プラグを差したままはNG!

収納実例で見たのですが
「便利だから」という理由で
ヘアドライヤーが
コンセントに差したままでした。

ヘアドライヤーは
日々使うので知っていても
つい便利を優先することもありますが
知らずに挿したままと場合も
ありそうです。

家電品はドラヤーに限らず
使わないときはコンセントから
プラグを抜くのが基本。

なぜか?
雷の影響を受けて電気製品がダメージを受けたり
停電も場合は通電再開で火災になったり
することもあるからです。

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ヘアドライヤーのコードを
本体に巻き付けていているケースも
見かけます。

巻くとコード(特に付け根)
の根元が傷みやすくNGです。

ヘアドライヤーに限りらず
根元を折ることで
コードの中で断線して
使っているとき
傷んだ部分から火花が出ることもあります。

わたしの経験では
アイロンのコードが断線して
コードが異常に熱くなって
コードを交換修理をしてもらったことが
ありました。

根本が大丈夫でも
コードは巻くと
クセがついて
使ってる間、コードが絡まりやすくて
絡まるとコードがじゃまになり不快です。

しかも絡まってねじれると
そこからも断線が起こりやすいです。

 

■プラグを抜くのが
苦にならないようにひと工夫

ドライヤーを使うとき
サッと手にできて
使い終わったときパッと戻せて
プラグを抜くのが億劫にならないように
収納方法をひと工夫しています。

一連の動作で片づけられるように
洗面台のコンセントのそばに
ドライヤーの引っ掛け場所と
抜いたプラグ部分の置き場所をつくりました。

使ったら片手でサッと引っ掛けて
空いたその手でプラグを抜き
抜いたプラグの先を持ったまま
プラグの戻し場所にポンと置きます。

戻し場所は
無印良品の紙などを挟むクリップの
指で挟む上の部分。

使うときもサッと手に取れます。

コンセントから抜きにくいと
つい挿しっぱなしにもなります。
指先で押さえると
力要らずで抜けるアダプターがあります。

 

■戻しやすくて地震で飛びにくい
収納方法

壁に小さな釘で固定したフックは
左右に揺れるタイプ。

左右に動くので外すとき使いやすくて
地震でドライヤーが揺れることで
飛びにくいかもしれないとイメージ。

地震で飛びにくいことを考えると
回転タイプのフックを利用する
方法もあります。

釘を使わない方法も試してみます。

ステンレスのプレートを貼って
耐荷重3キロの
ガシッと張り付くマグネットを利用。
その場合もプラグの置き場所は
分けると使いやすいです。

マグネットフックは
使っている途中で
仮置きに使うのに便利。

最近は
壁のフックと洗面台サイドの
マグネットフックを使っているときの
仮置きに活用しています。

(ステンレスプレートに貼る場合は、
貼る面とステンレス両方に強度のある
両面テープがどうかチェックも必要)

取り付け場所は
釘タイプもマグネットも
万が一飛ぶことを考えて腰から下に

洗面台マグネット以外に
下の扉の内側に
ぶら下げる方法もありますね。

扉に引っ掛けたフックは
無印良品「横ブレしにくいフック」。
扉の厚みに合っていて
開閉に支障がないものを
選ぶといいです。

用途が専用のグッズを使わなくても
使いやすくて安全な収納の方法は
いろいろあります。

 

通電火災とは?

地震で停電となっても
やがて通電は復旧します。
それが原因で起こる火災が通電火災。

スイッチを切っていれば大丈夫といっても
ドライヤーに限らず
コンセントに挿したままの家電に
何かが当たってスイッチが入ることも
考えられます。

ドライヤーを使うたびにプラグを
意識して抜くようになったのは
通電火災を知ってから。

体験してわかることですが
直下型の激震は想像を超える勢いで
ものが交錯するように飛びぶつかり合います。
ドライヤーに限らず
コンセントに挿したままの家電のコードに
キズがつくことも考えられます。

阪神淡路大震災では
地震被害を免れたにも関わらず
数日後の通電により焼失した事例が。

地震の数日後に火災が発生した中には
コンセントからプラグを抜いていたら
起こらなかったケースが
あったかもしれません。

現在うちでは、
ブレーカーに貼るだけで
地震とともにブレーカーが落ちる
グッズを使っています。

ひとつでもできることを心がけて
長年の習慣でコンセントは使うたびに
挿して外します。

阪神・淡路大震災のあの瞬間、
立っている人間が飛ばされました。

洗面所の鏡の収納は
壁から外れて
どうにかコードで落ちずに
宙ぶらりんの状態でした。

あの日の体験が
毎日の暮らしがラクで
地震対策も合わせて考える
「減災収納」の原点です。

日々の小さな習慣は
(もしものときがあってもなくても)
今日が暮らしやすくなって
安心感ももたらします。

 

▼神戸市の通電火災記事のリンクです。
https://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/information/anzen/20160301.html

 

 

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posted : 2016年11月22日