一気に捨てると再びためこむことになる…と思います

「ためこまない生活」というテーマで取材がありました。
取材を前にして、
「ため込まない生活」について考え、
キッチンの扉の中を見直し。

今回の見直しの目標は
調理道具を重ねて置くのをやめて
基本一個置きにすること。

 

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「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

 

確かに取材がきっかけでしたが、
今年に入って何度も調理台の上の
【立てて入れるもの】の扉の中の点検を繰り返していました。

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調理台の下も
何度も見直し点検を繰り返し
ひとつ置きになってきていました。

 

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問題はコンロの下お鍋の置き場所。
ひとつ置きをするために棚板を増やしたのは
もう15年以上前。

しまい場所の一番上の棚には
来客時にたくさん料理を作るときの大きめのお鍋、
おかゆを作るときの(ほとんど作ったことがない!笑)小鍋など、
動きのないお鍋を重ねて置いていましたが…。

このたび、
来客時に使うお鍋をこの棚から独立させることに。
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↑全部ひとつ置きになりました。
取り出しやすくなっておかゆもきっと作ることでしょう(笑)。

 

なぜ一つ置きなのか?
重ねると使いにくくて
上のものばかり使うことになって
重ねた下は使用頻度が下がるから。

使わないものを放置しない=「ものをためこまない生活」。

それじゃ、いまある
ふだん使わないものたちはどうするか。
捨てなくちゃ?

 

すでにキッチンの各所からはみ出したもの。
出して見ます。

コンロ下の収納から出したお鍋。
シンク上の扉の中から出したバット。
調理台下から出してシンク上に移してあったボウル類も。

↓そういうものを集めました。

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それぞれの所属先(笑)を離れて
【あまり使っていないもの】というくくりで見ます。

見た結果、
【たくさん料理を作るときに使う道具】というくくりで
一か所にギュッと集めることにしました。

ちょうどいい具合に入りましたよ~。↓
入らなかったらどうしたかな?

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ここまでまとめておくと
この先たくさん料理を作る機会がなくなっていけば、
これらは順に手放せそうに思います。

 

気がついていただけましたか?

私、今すぐ「捨てよう」なんて、
微塵も考えておりません(笑)。

モノがよく使われるように
スペースに一個ずつ置けるだけにしよう(目標)と思って、
頻繁に「10分片づけ」で点検していたんです。

しまい方の工夫もしつつ
使っているものを確認していたんですね。

 

↓ こちらは調理台上と下から出したもので、手放すつもりのもの。
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もしも、
収納スペースが半分の暮らしになったら、
その時はふたつ重ね置きにする(笑)?

いや~、たぶんひとつ置きにすると思います。
だって快適だから。

わかりませんけどね。
いっぱい重ねていたりして(笑)。

 

ものの動きの少ないコンロ下の一番上の棚は
空間がどんよりしていた気がします。

今は、扉を開けるとどれもものがイキイキ。
ドンドン使って
出し入れして扉の中の空間もイキイキ。

気持ちがいいです。

 

一か所、場所も時間も区切って「10分片づけ」で点検
それが始まり。

「10分片づけ」は、
子育てや仕事でまとまった時間が取れない人、
体力が若いときほど頑張れなくなってるシニア、
すべての人に有効なんです。

いきなり捨てようなんて絶対にすすめませんから(笑)。
練習していないといきなりは決められないし、
体力的にもしんどいだけです。
徐々に「10分片づけ」ですよ~。

それでも一気にやらないと
うちは片づかないって?

気持ちはわかりますけど、
「やっぱり徐々に、一か所ずつ」が
確実に気持ちよく片づけられるようになっていく方法なんです。
そう思いますよ。

ダイエットと同じです。
一気に捨てると再びため込みになりやすいですから。

 


posted : 2016年10月15日