コンロのこびりつき汚れ。ラクに取るポイントは「手の動き」にあり!~その1

 


コンロのこびりつき汚れを
ラクに取るには

洗剤よりも手の使い方が重要なポイント。
手をしっかり使うと同時に
手と汚れの間に挟む物を選ぶのも
ポイントです。

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今年の春に買い替えたコンロ。
そばにアルカリスプレー※常備↑

 

「私」の時間を大切に。
時短家事で暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。

 

今日は、うちの汚れを例に
ためた汚れをラクに取る方法を
お伝えします。

掃除がまだの方、
あきらめそうな方、
掃除を好きになりたい方の
お役に立てますように。

説明のため
いつもより文字量多いです。
最後に汚れに合わせて使い分ける
商品を掲載しています。

 

掃除を始める前にポイントがあります。
汚れのつき具合を判断すること。
時間と労力のロスをしないために
判断は欠かせません。
やみくもに始めるのはNG

素材にのっている?
沁み込んでいる?
こびりついている?

判断によって
汚れを浮かす時間と
汚れ取りに使うものが変わり
力の入れ加減も変えます。

さあ、始めます。
まず、外せる部品を全部外して
シンクの中で汚れに
アルカリ剤※をスプレー
して油汚れを浮かせます。

スプレーしてから
ラップで汚れをカバーすると
汚れが浮きやすい。
放置する時間は汚れの程度によるので
時間の加減は経験を重ねて体得です。

 

手始めにカンタンに汚れが取れる
と判断した排気口カバーから。

ラクに取れそうな
汚れから始めるのは

楽しく進めるのに
大事なポイント

ひどい汚れにフォーカスしがちなので
注意。
始めに軽い汚れで
手の動かし方に
慣れるとラクに進められます。

調理台の上にお掃除クロスを敷くと
調理台のキズと滑り防止になり
シンクの中より姿勢がラク。

滑り防止と姿勢も
労力をロスせず
楽しく進める
大事なポイント。


汚れがわかりやすいように
白いクロスを使っています。


ハイネリークレンザー※1

ナイロンたわし2につける。

カバーの幅に合わせて
3本の指の腹に
しっかり力を入れて

10センチ1秒くらいで
ゆっくり
押すようにこする。

手前の汚れが取れています。↓

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写真↑の程度の汚れは手の動き2~3回で取れました。

指の腹に力を入れずに
弱い力でこするのは
くたびれるだけで効果なし。

手を使い慣れていない人は
しっかりゆっくり
こするのを意識して。

力任せにゴシゴシもNG。
手の動きが大きくなり
汚れに密着せず
その割にキズがつく。

 

おもて面は
素材にキズがつかないように
裏よりもやさしく。

取れない時は粉末クレンザーを足して
軽くゆっくりこするのを
繰り返す。

お掃除クロスに汚れが落ちています。↓

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次はグリルの中の側面のプレート。

うちの場合、
買い替えたことで
この部分が外せるようになったのですが
長年の習慣で外すのを忘れます。(苦笑)

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排気カバーと同じ方法で
ナイロンたわしで
楽勝と思いきや!

すすいで泡を流してみたら
こびりつき汚れが
取れていない!↓pc167006

 

黄色い焦げとりクロス※3の出番。
黄色いクロスは研磨剤付きですが
粉末クレンザーを
併せ使いで効果増し

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こびりつき汚れの上に
軽く湿らせたこげとりクロスと
指を載せて
確実に汚れを捉えて

2~3センチ1秒ほどで
指の腹を使ってこする。

こすっていると
汚れが取れて
つるっとなるのが

指の腹に伝わってくる!

ほら~!
ナイロンたわしでは取れなかったのが
つるつるに~。↓

 

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プレート1枚で時間は5分ほど。

注意)長年放置した汚れの場合
表面の塗装に
油汚れが沁み込んでいるので
汚れとともに
塗装がはがれることがある。

 

ナイロンたわしのステップと
黄色いこげとりクロスの
ステップを分けてすることもできます。

完璧を目指さないのも
ラクに取り掛かり
気持ちよく終えるポイント

表面の油汚れを取る
ナイロンたわしのステップだけでも
十分気持ちよさを実感できます。

汚れを見極めることと
労力のロスがない
手の動かし方のポイントは
トップ面など平らな面の
汚れ落としに応用できます。

 

じつは汚れをためないためにも
指の腹を使うことは
大事なポイントなんです。

きれいになるという
結果だけを目的にすると
再び汚れをためることに
なります。

汚れが取れる過程の
気持ちよさを体験する。
すると感覚が身体に沁みる。

これは大きな財産
思っています。

洗剤に頼ると手を使わなくなります。
手をよく使っていると
五感が刺激されて

脳が活性化するそうですよ~。
あ、話が逸れています(笑)。

指の腹をしっかり使うと
掃除が楽しくなるのはほんとうです。

明日は、
グリルの頑固な汚れを落とす
過程と結果を掲載します。

 

 

 

《追記》

使った商品紹介

※1ハイネリー
※2ナイロンたわし
=アズマ「コゲ落とし・フリーカット」

※3こげとりクロス
「水だけで落ちるこげとりクロス」
マイクロファーバークロスに
研磨剤が加工されている。

※スポンジつきのナイロンたわし
指の腹に汚れが伝わりにくいので
おススメしません。

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※アルカリ剤について
小鍋に水500CC
重曹小さじ1ほど加えて沸かし、
冷まして容器に保存したもの。
(最初の写真参照)
ひと月以内に使い切る。
湧いてから重曹を入れると急激に
発砲することがあるのでお水から入れる。

※大きいものについて
大きさによって
ゴミ用ポリ袋に新聞紙を入れて
時間をおきます。
新聞紙を入れると
袋の破れ防止と
後の処理がしやすい。
ポリ袋を切り開いてもOK。

※手袋着用について
熱いお湯に溶かしたアルカリ剤は
水に溶かしたセスキよりも
アルカリがパワーがあり
その分皮脂も取ってしまいます。
手荒れ対策として手袋を使うときは
手に密着するタイプがおススメです。

※アルカリで煮洗いについて
重曹はステンレスの桶などで
五徳などを煮洗いするのにも
使えます。(アルミの鍋は黒ずみます)

石鹸百科によると
重曹は煮沸することで炭酸ソーダとなり
アルカリパワーがアップするそうです。
(セスキも同様)。

「こげとりクロス」の箱の写真のような
やかんの状態には
重曹で煮洗いでも汚れが浮きます。

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雑誌「婦人の友」愛読者でつくる
友の会(札幌)のサイトに
「煮洗い」が詳しく紹介されていました。

 

《追記/2020年10月》
グリルの汚れは
何度か溜めた汚れを落とすことを
繰り返して
いつの間にか
グリルの部品を外すことが習慣になって
汚れを溜めることが
なくなっています。


posted : 2016年12月20日