アイディアはどうすれば浮かぶ?センスはどうやって磨く?

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暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「私」の時間を大切に。
暮らしがラクに楽しくなる
時短家事の工夫と考え方をお伝えしています。

きょうは、
いつもの「時短家事」をはなれて
「暮らしを愉しむ」です。

昨日の朝のNHK『助けて!きわめびと』、
テーマは「脳を鍛えてハッピーライフ」。

それを見ていて
”暮らしを愉しむ”って
ほわ~ん…としているようで
意外とそうでもないかもしれない、
と思いました。

 

■自分の好みに気づく時
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アジアンタムの鉢もボロボロの植木鉢も
10年もベランダに置いてあったもの。
買ったのはもっと前で
その時は真っ黒だったのが
素地が出て素朴な味わいが。

お土産にもらった
フランスのインテリア雑誌が
リビングに置いてあります。

(読めないので)なんとなくめくっていると
あるページに目が留まりました。
モダンで
プリミティブなインテリア写真です。

モダンと素朴。
矛盾しているけど
〇〇スタイルと
決まっていない感じが好き。

そういうことに気がつくのは
のんびりしている時。

つかの間でもの~んびり。
頭の中も身体も解放して
ボ~っとしていると
頭の中が自由になる感じがします。

思考にくたびれて頭の中を解放すると
気づきがあり、アイディアも浮かぶ…。

 

■頭を休める効果

のんびりしているとアイディアが浮かんで
浮かぶと実行に移したくなる私って
ビンボウショウ(笑)。

いえいえ、これは脳科学的に
根拠があるようです。

脳のある部分を休ませると
アイディアが湧いてくる。

アイディアは
頑張っても湧いてはこない!

ところで、
最近、インテリアに黒い色を取り入れたい
と思っていて…
冒頭の写真の鉢カバー、早速実行。

アイディアは実行しないと
消えてしまうから。

じつは、フランスの雑誌のページに
黒い素朴な鉢が写っていた。

それでベランダに置いてあった
インドネシア製の黒い鉢の利用を
思いついたのでした。
(一応管理はしているので
忘れてはいませんでした)。

アイディアは
何にも情報がないところに
降ってくるのではない(笑)。

情報はすでに脳に
インプットされていました。

仕事に没頭する間
その情報はいったん寝かせて

想いがあって
あれ(ベランダの鉢の存在)と
それ(雑誌のページ)があって
思考することにつかれて休憩。

すると…
”このアイディア”↓に。

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中にはコップを「おとし」に使って
ヒメモンステラを挿しました。

ヒメモンステラの姿は
ちょっとモダンですよね?

「花や植物を飾る時間はどうやって?」と
よく訊かれます。

わざわざ時間を割いている…
という感覚はないです。

長年の習慣で
私にはインテリアも収納も区別はなし。

インテリアも家事も
どれも暮らし。

もともと私は感覚人間とは思いますが
世の中は感覚優先ではありません。
信号渡るのだって決まりごと。
約束や決まりごとだらけ。

窮屈です(笑)。

だから、
頭の中を自由に解放して
五感を刺激することで
バランスをとっているんだと思います。

 

■ドンドン湧くアイディア

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黒の前に使っていた白いポット。↑
↑10年以上前、花屋さん買った鉢カバー。

私は円錐形が好き。
ピカピカしていない
マットな質感のものが好き。

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黒い鉢を使って
それまでの白いのが余りました。

食卓のそばからリビングへ
居場所を移します。

ついでに
リビングの一角に置いてあった
一輪挿しをキッチンに移動。

一つ動かすと
バランスが変わることもあるかな?

それだけじゃない。
あたたかな陽射しでドンドン花が咲くように
私の疲れた脳が解放されている感じで
アイディアが湧いてくるんです。
外は雪が舞っているんですけど(笑)。


ヒメモンステラの丈は

もう少し短い方がバランスがいいけれど
切り口に根が出ていて
これ以上短くできません。↓

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一輪挿しに口がついているのは
醤油さしだったから。

10年くらい前、
近所にあったリサイクルショップで
未使用の作家ものをたしか千円で買った。

それをあえて
シミ防止の処理をせず
フタを外して一輪挿しに使っています。
シミが味になっているかな?

■暮らしに脳科学を

昨日朝のNHKの番組
「助けて!きわめびと」の話です。

走るのが遅い子どもたちに
身体の動かし方を練習させて
(脳にインプットして)
その結果
実際タイムが早くなっていました。

もしかしたら
子どもの心に一生残るよろこび
=自信になるかもしれませんね。

誰よりも速く…ではなくて
前の自分より早く走れた体験は
人生の宝だと思います。

50年早く知っていたら
私の人生も
変わっていたかもしれない(笑)。
根性出しても
早く走れるわけではないんですね。

脳科学を知ると
暮らしを愉しむことも
暮らしの困りごと解決も
もっともっと
できるようになるかもしれません。

脳科学の知識をインプットして
自分の脳のクセも知って
脳の特性に合わせて
練習を重ねる。

暮らしのアイディアもセンスも
あらかじめ論理的な思考をして
知識を得て、
そして実践、体験してこそ。

それがたとえマネで
フランスのインテリア誌とは
まったく違っていても
やってみれば
自分だけの感覚が生まれる。
それを日々実感です。

 

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一昨日の時短家事
「コード、ケーブルのゴチャゴチャ解消」
の記事に、
新たなアイディアの画像載せました。
リンク貼ります。

 


posted : 2017年2月12日