暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
きょうの話題は来年に向けての
おせちのメモ。
…というか
数の子をおいしく塩抜きする方法を
教えてくれたお店(人)の話と
独り飲みならではの出会いの話です。
飲まない人、飲めない人。
好きでもそれができない人も
いますよね。
すみませんが
最後まで読んでいただけたら
うれしいです。
■「外で飲む時間とお金が
もったいない」?
外でお酒を飲むとき、
誰かと一緒だと
その人と話すことに。
それが目的だから当然そうなります。
仕事の話としてもそうでなくても
それはそれで楽しいです。
それでもやっぱり
独り飲みが好きです。
誰かと一緒とは違う時間。
独りでカウンターに座って
ほげ~っとするのは
とても贅沢…と思います。
ほげ~っとしていると
カウンターの中で働く人の様子が
目に入ってきます。
包丁さばきに見とれていたり
盛りつけの手つきの丁寧さに
気づいたこともありました。
どんなに忙しくても
煮物の盛り付けのときは
いっぺんにたくさん盛ることはなく
菜箸でていねいにお鍋から器へ。
利き手で料理を盛るときも
菜箸を一度軽く持ち上げて
そのとき、
空いた手を必ず添えるんです。
所作が美しい理由はそこにあり。
片手でお鍋を押さえて盛ろうとすれば
どうしたってお玉をスコップのように
使うことになりますよね?
居酒屋さんで
ほげ~っとするひとときが
いろいろな学びにもなっています。
■料理のコツを
たくさん教わりました
ほげ~っとするお店の
黒豆、ごまめ、数の子、千枚漬け…。
どれもとってもおいしかった。
料理のコツを
なんでも教えてくれました。
ネットで検索すれば
ほとんどの情報が得られるけれど
直接教わるのはやりとりがあり
それはありがたいこと。
お金がもったいないどころか
お金では買えない経験に。
それで…
塩漬けの数の子の塩抜きを
教わった方法を忘れないように
メモしますね。
あ、数の子は無漂白のが
やっぱりおいしいです。
■数の子をおいしく塩抜き
そのお店の数の子を
「おいしい」と言ったら
「コメのとぎ汁につけて
塩抜きするんだ、知らないのか」と
得意げに言ってました。(笑)
とぎ汁で塩抜きって
知っていました?
わたしは知りませんでした。
試してみると
とぎ汁に二日浸けたくらいが
塩加減がいいようです。
二回目は、
(お雑煮が続いてとぎ汁がなく)
とぎ汁の代わりに
生米を使ってみました。
お昼に浸けて夜まで常温に。
その方が糠が出るかな?と思って。
さらに冷蔵庫で一日浸けて
塩加減がいい塩梅に。
お茶用の紙パックを使いましたが
お米は容器の底に沈むので
直接入れてもいいみたい。
ごまめもあのお店のは
おいしかった。
大晦日に作りました。
いい具合にパリッと煎り上って
お店で教わったように
最後に日本酒を振ってパラパラに…?
なるはずが
絡めたたれが多過ぎてガチガチに。
グリルの中に
アルミホイルを広げて
ごまめにお酒振って
アルミホイルに多すぎるたれを落として
焦げないように
火加減してパラパラに。
実際は少し焦げました。
グリルの中の部品を外して
掃除は忘れませんよ。
暮れのガスコンロの掃除の記事
■独り飲みだからこその
出会いがある
それにしてもおもろい人でした。
むこうもそう言ってるかな?
あ、過去形でいうのは
去年の夏に
お店がなくなってしまったからで
元店主さんは元気にしています~。
美味しいものを作るのが好きで
スゴイ技と探求心があって
人に食べさせるのが好きで情に厚い。
だけど
頑固で気まぐれでタイヘンな人。(笑)
でもね、そのお店で
生涯の友に出会って…
仕事にもつながる出会いもいくつも
ありました。
わたしがブログを書き始めたのも
あの店での人との出会いがあればこそ。
出会いに感謝。
そりゃ~、人と関われば
ややこしいこともあります。
人と出会うことは
面倒なことでもあり
それも含めて
人生の財産…と思いたいです。
いろいろな人と出会うことは
世の中を知ること!
世界が広がります。
独り飲みで
ほげ~っとできる場所を
ありがとうございました。
*追伸*
↑ピカピカプルンの白子
マグロとセットで480円!
暮れも押し迫った仕事納めの日。
仕事場からの帰りに
寄ったお店でお疲れさま♪
立ち飲みの
体力つけておいてよかった~。
女性の独り飲み客が多いお店は
食べるものがおいしくて
よいお店とか?
posted : 2018年1月7日