こんにちは。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「今日を大切に」する
ていねいな暮らしのための時短家事と
暮らしがラクになる『減災収納』を
お伝えしています。
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春は気持ちが外に向かっていく時季ですね。
それとともに暮らしが変化して
新たなこと、ものが
テーブル周りに増えそう。
そこで昨日から
テーブルの散らかり対策を
取り上げています。
■散らからず埋もれず
見えてわかる壁収納
テーブルが散らかるのは
いろいろな背景があります。
家族に手渡すものも
しまうと渡すのを忘れてしまう。
だから
目に見えるところに
置いておきたいのかな?
確かに「見える」と目から記憶されます。
だからといって
テーブルの上に置くと埋もれて
見えなくなりませんか?
壁を利用するといつでも目にできます。
それならすでに冷蔵庫の扉を
プリントの貼り場所に使っている?
プリント類を溜めてしまう場合
冷蔵庫の扉はNGです。
冷蔵庫は中のものに関心があるので
扉に貼ったものは
思うほど目に入らず
貼りっぱなしになるのでは?
テーブルに置きがちなものは
壁をうまく利用すると
とてもラクに管理できます。
雑然とした冷蔵庫の扉のように
ならないように
ポイントを押さえて壁を活用!
■絵の展示をヒントに
ルールと展示場所を決める
うちの近所のスーパーで
ときどき幼稚園&保育園児の
絵が展示されています。
子どもたちの絵は
一点ずつ貼ってあります。
重ねて展示すると
下の作品が見えなくなりますよね。(笑)
あたりまえのこれと同じ発想で
壁面を活用する場合も
一点だけ貼るのが基本のルール。
一つのクリップに
何枚か場合はまとめる場合も
クリップごとに要件=目的を限定するのを
ルール(原則)に。
ノンルールで上からなんでも
重ねてしまわないこと!
パッとと見て目が泳ぐようでは
ボードは役目を果たせていないことに。
スーパーの絵の展示場所はどこ?
階段の壁!
会場代が要らないから?
いいえ!人が通るから~。
これ、大事なポイントです。
テーブルに置きがちなものを
どこに貼ると目に入るのか。
家族の目にもなって
家族の意見も聞いて試行錯誤です。
↓(お試しでボードの場所探し
通りがかりに目に入る位置
インターフォンを手に取ると目に入る位置!)
うちには3つボードがありますが
一番活躍しているボードは
よく出入りするドアのすぐ横。
どの角度からも
通りがかりにも目に入ります。
■壁のボードを活かす仕掛け
ボードをつくるなら
目にしやすい場所選びとともに
使い方もはっきりさせることが
大事です。
ここに貼るのは、
【提出先がある書類】。
これが基本のルール。
なんでも貼るのはNG。
機能しなくなります。
期限は先でも重要な書類など
限定的に使っています。
ボードの位置は
事務仕事の拠点の一角。
郵便物の仮置き兼開封場所の真上。
開封した郵便物から出した書類で
大事なものは
その手で目の前のボードにペタッと貼ります。
例えば確定申告用の書類は
「未処理」が見える(わかる)ように
封筒のままボードにペタ。
不要なものはその場で資源ゴミへ。
昨日の記事参照。
書類だけではなくて
日々繰り返し使う
ハサミなどの入れ物も
マグネットでペタリ。
そうすることで
使うたびに
ボードに目がいきます。
照明のスイッチの下で
ボードにはエアコンのリモコンをつけて
目がいくのも仕掛け。
■仕掛けはまだある!
貼ったものを全部はがして
ボードを拭くこともあります。
外すとき
手に取るので貼ったものに意識がいきます。
はがしたことがきっかけで
アクションにつながることもあるんです。
メインのボードを補う仕組みもあります。
「今日中に!」とか
出掛けるとき
持ち出しを忘れない工夫として
玄関ドアもボードに使っています。
宅配便や書留に使うハンコも
ドアに強力マグネットで
ぶら下げ収納です。
テーブルに
ものが置きっぱなしの状態は
逆にいえば
工夫の余地がいろいろあると
いうこと。
この春新たな要素が発生する前に
テーブルに置いてしまうものを
ラクに管理できる
環境づくりをしませんか?
【本日のまとめ】
●ボードを貼る場所を吟味する
●貼るものは一点ずつ(ルール)
●貼るものを絞る(ルール)
●ボードを見る仕掛けをつくる
▼「あとで」っていつ?
座って読む?立って目を通すと片づく!
posted : 2018年3月5日