最近、
何かと何かの合間の
10分ほどの小さな時間を使って
引き出しや扉を開けて
空っぽにして中を拭きます。
目的があるわけではなく
とくかく空っぽにして
拭くのです。
空っぽにしようと思えば
中にあるものに目が行き
ものに手も触れます。
そうすると
ふだん
心にとめているかいないかくらいの
小さな不都合に気がつくのです。
以前よく使っていたものが
動きがなくなっていることにも
気がつきます。
*
こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。
*
今日は、「暮らしのエッセイ」。
「荷造り用」の引き出しの片づけで
小さな工夫をした話題です。
■しまい場所を空っぽにする効果
この引き出しのテーマは《荷造り》。
何度も片づけを繰り返しているので
ぎゅうぎゅうにものが入っていません。
それでも空っぽにしてみました。
こんな少ないから
空っぽにできる?
そうではないです。
ぎゅうぎゅうに雑然と
モノが入っているところこそ
空っぽにすることで
気づくことがたくさんあるはずです。
とにかく空っぽにします。
そのとたん
頭と心にゆとりが生まれます。
これは不思議。
拭くことで
さわやかな風がす~っと
通り抜ける感じ。
最近あちこちの引き出しや扉を開けて
空っぽにして
拭いて戻すことをしていて
思うのです。
片づけができない…
取り掛かれないと言って
動き出さない人に伝えたいです。
一か所とにかく空っぽにして
拭いて戻すだけでもいいのは?
それだけなら
いつでもだれでもできるのです。
それさえ面倒
という人もいるのかなぁ。
やってみると
空っぽにした段階で
何かに気づきます。
目的なく
なにも考えずに空っぽにするって
すごいな~って
やりながら思っています。
テーブルの上だって
片づけようなんて思わずに
ただ何もない状態にして
拭いて戻す。
それならできるはずですよね。
■手を動かして
仕切りをつくりながら気づくこと
この引き出しに
厚紙で仕切りをつくったのは以前のことで
前にも取り上げました。
昨日も言いましたけど
セリアとかダイソーに行くと
困りごとを
すべて100円で解決してくれそう。
だから自分で考えてあるもので工夫する前に
買い物に行きますよね。
危ないな~。
なにが危ないかって?
考える力(チャンス)を奪われていることに
気が付かないってこと。
厚紙で仕切りをつくっただけで
ものの収まりもわかりやすさも
ぐんとアップですね。
え?作るの面倒?
サイズを図って手先をつかわないと
退化しますよ〜(笑)
あ。厚紙は100均で買えます。(笑)
■「ちょっと不便」に気づく
そのセンサーを鍛える
引き出しの中のガムテープ。
専用のカッターがついている方が
やはり使いやすいので
100均グッズを利用。
テープやノリの容器や置き方は
手に取りやすいように少し調整して
不要になった食品容器に取り換え。
ひもはどうでしょう。
実は、残り少なくなっていたひもを
ジッパー付き袋に収納していました。
その閉じ口から少しだけ出しておけば
指先で出口を軽く押さえながら
引き出せばいいんじゃないかな?
必要なだけ引き出せます。
なかなか使いやすいです。
きっとセリアに行けば
専用収納グッズが売っています。
ちょっと場所はずれるけど
シンクの排水溝ネット入れも
セリアで売っているみたいですね。
一枚ずつ入れると紐と同じ発想で使えますよ。
ついでに
新聞紙をくくる紐も
ずるずる出てこないように
マステを使ってひと工夫。
お~、なかなかいい感じ♪
*
小さなスペースを空っぽにして
拭いて…戻す。
ちょこちょこあちこち
「10分片づけ」。
小さな暮らしの引っ掛かりに気づいて
ものを減らしたり
移したり
使いやすくしたりしています。
拭き掃除のさわやかさとともに
小さなうれしさ楽しさを感じます。
**********
posted : 2019年10月24日