「キッチンでムダな動きが多い」。しまえそうな場所を探してはいけない

仕事でプライベートで
いろいろなキッチンで
料理をして40年近くになります。

狭くても使いやすいキッチンがあれば
広くて使いにくいキッチンもあり、

マンションなど
同じ間取りの同じシステムキッチンでも
使いやすい台所と
そうでない台所があります。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

今日は
キッチンでムダな動きが多くなる
原因と解決策を取り上げます。

家事がしやすい
【3つのくくり】で捉える
ものの配置の考え方
キッチンを例に説明しますので

既存収納の活用に
役立ちますように。

何度も同じ写真が出てきますが
間違いではなく解説のためです。

 

■ムダな動きの原因は
頭の中の散らかり!

ものの置き場所を考えるとき
一つ一つ「どこに置こう…」
と考えて

どうしていいのかわからず
置けそうなところに
置いてしまっていませんか?

どこで何をするのか。

作業を意識せずに
はじめに「もの」ありきで
しまい場所を探していると
「もの」はあちこちバラバラに。

前にも言いましたが
キッチンは
水と熱源と調理台の配置という
制約(前提)があります。

水や熱源など
作業にそれぞれ関連づけて

使う場所の近くに
必要なもの置くのが原則。

作業に関連づけられずに
ものがバラバラに置かれていると
頭の中が散らかってしまいます。

バラバラに置かれていると
頭の中が混乱?!
そういう感覚の中で
何かをしようとすると
ムダな動きが多くなります

 

■コトもモノも
3つの塊でラクに把握

頭の中が混乱するのは
理由があります。

「人間の脳は一つ一つ
ものを記憶することはできない」
ものなんだそうです。

最近の脳科学()では
一度に把握できるのはせいぜい3つ
と言われています。

これはものが3個
という意味ではありません。

ものがいくつあっても
3つの塊で捉える
ということ。
(携帯電話の番号も
3つの塊に分けると覚えやすい)

3つに入らない
その他いろいろな要素があれば
いろいろをひっくるめて
【その他】とします。

【3つ】と【その他もろもろ】。
このざっくりとした【くくり】だと

する【こと】も
使う【もの】も

ラクに把握できます。

「土井けいこの
片づくキッチンの秘密」
というタイトルで
雑誌の記事になったのは19年前。

作業と関連づけてものの置き場所を
管理し続けて今年で22年。

ずっと同じ場所に
同じものが置かれている
ということではありません。

料理の傾向や量が変わるなど
暮らしは変化するものです。

それに伴って
使わなくなる道具があったり
新しいものと
入れ替わることもあります。

【くくり】で管理していると
暮らしの変化にもラクに対応できます。

年を重ねて
記憶力が怪しくなっても大丈夫…かな?(笑)

 

■既存収納の役割は
作業とつなげて決める

そうはいっても
バラバラにとらえることに慣れていると
キッチンですることを
3つの塊(【くくり】)で捉えるのは
難しく感じるかもしれません。

では、大きく分けてみます。

【料理する】【洗い物をする】【片づける】
そのほかに掃除など

この分け方難しいですか?

料理だけに絞って
さらにざっくり「すること」を分けると、

例えば煮物を作るのに
野菜の場合【洗う】作業があります。
洗った野菜を【切る】
そして【加熱する】

【洗う】【切る】【加熱する】
実にシンプル!

することがわかれば
それぞれの
「作業をどこでする?」と自問。

洗うところは【シンク】。
切るところは【調理台】。
加熱は【コンロ】。

ここでも3つ!

ここまで頭の中で把握が進んで
はじめて道具類にフォーカス。

だから
配置場所の基本は

使う場所の近く

といっても
【コンロで使う】道具は
なんでも扉や引出し一つにまとめる
という意味ではありません。

お鍋と調味料は
使うタイミングも違います。

大事なことは
把握できて(わかりやすくて)
そのうえで
手に取りやすく
戻しやすく
動作がラクに置かれていることです。

 

■ムダな動きを
収納グッズで解決はできない

↑シンク下にはたわしなど小物類や
ふきんを洗う洗剤などの置き場所に

ムダな動きが多い人の場合、
ものもすることも
点で捉えていることが多いです。

その思考のクセのまま
収納グッズや収納方法などで
問題の解決はできません。

キッチンの既存収納は
作業のステップごとに
大まかにものの配置に利用

それを踏まえて
キッチン全体を
少し退いて離れた場所から眺めると
今までのバタバタの原因が
見えてくるはずです。

頭の中ですることも使う道具も
把握できていると
キッチンに立つのが苦になりません。

疲れていても
料理をしだすと
勝手に身体が動く感じで
作業に集中できます。

そうなるように
どこでどんなことをするのか
いま一度点検をしましょ。

 

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posted : 2020年1月31日