本300冊手放した後の収納改善。実行前に原因と対策を「考える」時間が必要!

暮らしはラクに楽しく♪
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
「今日を大切に」する
時短家事を伝えています。

大型連休後半ですね。

私は毎年連休を
何かしらどこかしらの
片づけに充てています。

2012年の大型連休には、
大改造を実行。

その大改造は、どうしても
解決しなければいけない
問題=状況があったからでした。

今日は、リバウンドしないための
片づけ実行前にすることと
取り掛かるときのポイントが話題です。

↓壁が見える最近の状態

 

■私が雑誌を300冊手放した
切羽詰まった理由

前に、雑誌や本を大量に手放した経験を
記事にしました。

3年続いた体調超低空飛行の真っただ中。
私は壁と空間(部屋)に余白がほしかった。

実務的には
事務仕事が把握できなくて
切羽詰まっていて
問題を解消するために
仕事部屋に事務仕事の
拠点をつくる必要があったのです。

↓2012年5月新設の事務拠点
現在はさらに使いよく
マイナーチェンジ

現在スケジュールボードがある壁には
当時、手が届かない高さの本棚が
ありました。

もう一ヶ所と合わせて二か所の
高い本棚を撤去して視覚的に快適にするために
雑誌と本の大量の処分は
どうしても必要だったのです。

大きな改善には
こういう切迫感と具体的な目的と目標は
欠かせません
この切迫感と思いつめるは
似ていて全く別。

毎日10分ほどを2週間
300冊手放したときの話は

 こちらに詳しく掲載。

 

■問題を確実に解決するために
必要なこと

困りきって切羽詰まって
ものを大量に減らした上での大改造。

以前にも少し書きましたが
そこに至るには
体調不良の2年間がありました。

その時間をつかって
問題点とその原因を考えて
どうすればいいのか
紙に落書きをするように
どんどんメモをして
課題出しをしていました。

同時に仕事部屋を使う
もう一人の人に
問題点を共有してもらうことに
努めました。

困っていることを
理解してもらうには
すごく根気が必要。

いつだってこの根気は
自分の先の時間を
よいものにしていくためには
欠かせないのです。

「家族が協力してくれない」と
講座の受講生さんから
よく聞きますが
暮らしにくさを理解してもらうには
コミュニケーションがすごく大事

「言った」だけで
伝わっていないことはよくあります。

 

↓2012年5月につくったボードの記事はこちら
連絡の要であり締切書類の保管場所

 

■整頓した状態ではダメな理由

2012年改善までの仕事部屋は
私にとっては把握ができていない
うっそうとした空間でした。

でも、
見た目は整頓されていました。

前にも書きましたが
その時点でも自宅取材はあったので
見た目は整える。
そういうのは難しくない。
プロですから(笑)。

だから自宅講座の受講生さんは
私が切羽詰まっている話をしても
(目に見える状態を見て?)
「まだいい方です」といわれました。

↓マイナーチェンジをしつつ
現在も機能している

2012年新設の事務拠点

整っていればいい
違うんですね。
見た目整っているだけでは
ダメなのです。

郵便で書類が届いたとき
どのタイミングで
どう処理するのか。
それには何が必要なのか。

処理が終わった書類は
どこに保管するのか。
そういう環境=システムがないと
機能してるとはいえないです。

1通の郵便を見たときに
頭の中に作業の流れが
イメージできること。

家事も作業が流れるには
必要なスペースと
適切なモノの配置が不可欠です。

家事の流れを考えたうえでの
片づけでなければ
リバウンドして当然なのです。

だから散らかりをしまい込んでも
それは一時しのぎ。

私も来客前に
散らかりを見えなくする
片づけ方をするがことがありますが
当然すぐに散らかります。

↓2012年5月の改造でつくった
事務用品の拠点

テーブルの散らかりもキッチンも
片づけてもすぐ戻ってしまうのは
家事の流れをよくするための片づけを
考えていないから
では?

 

■当日とそれ以降のステップ

2012年の片づけ初日。
まずは棚を空に。

棚もなくして部屋を空に。

次に机や事務拠点の
基本のレイアウト。

必要最小限のものを戻して
配置するところまで
2時間ほどで
一日目の作業はおしまい。

実働以外の時間は
ほかのことをして
レイアウトの構想の練り直し。

改善方法、アイディアを考える
時間にあてていました。

日ごとに段階を追って
仕事の合間にこま切れ時間で
置き場所置き方の試行錯誤。

実行までに課題出しをして
イメトレに2年かけたことで
大改善も少しずつですがスムーズに。

そのときつくった事務拠点は
新たな要素が出ることもなく、
現在も機能。

一方で、
私のデスク周りは
仕事の要素が大きく変わって
再び回らなくなっていました。

それで再び一年かけて
問題と課題出しをして
今年の1月末に
自分のデスク周りを
仕事をしつつ
3日掛けて全面的に見直しを実行。

↑講座の教室にも使うように
部屋の役割も変化

いまのところ
その日のうちに元の状態に
戻せています。

 

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意気込んで
中途半端に終わらないように
取り組む時間と場所を区切るのが
おススメです。

せっかく片づけても
元に戻ってしまうのは
見た目の整頓をするから

片づける前に
じっくり問題と向き合って
課題出しの時間を。

天候も荒れているので
連休後半は
片づかない背景を考える
時間をとるのはいかがでしょう。

 

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posted : 2018年5月2日