「引出しのものがサッと取り出せない!」② 頭も収納もスッキリするシンプルな分け方

私」の時間を大切に。

こんにちは。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
ていねいな暮らしのための
時短家事をお伝えしています。

 

タイツの収納を例に
ゴチャゴチャを解消して
引出し収納を使いこなすポイントを
シリーズで取り上げています。

昨日
●引き出しの中のゴチャゴチャになる原因
●ゴチャゴチャ解消の最初のステップ
●わかりやすい分け方を見つける方法
●リバウンドの原因
などを取り上げました。

きょうは引き出しの中身の
ゴチャゴチャの
振り分け実践編です。

 

■さあ!ここから
実際の作業開始

タイツに限らずどんなものでも
いきなり仕分けるのはNG

状態でザックリ
「状態がいい!」と「悩ましい」に分けて
活かせるものに絞ることから。

しまい方は、
確実に使いたいものに絞って
仮収納してから考えます。

活かせないもののしまい方を
考えるってどう考えても
おかしなことですもんね?

振り分けるときの注意点があります。

一気に最終判断せず
サクサク振り分けるのが大事。

ここで悩むと時間を費やし
疲れて前へ進めず。

3秒以上考え込んだら
すべて【悩ましい】へ振り分け。※
※『3秒ルール』焦点を「状態がいい」に絞って
直感で振り分ける

処分もしくは保留のものは
別枠にしてあとで悩みましよ(笑)

■ものの管理法
わたしのタイツ類の場合

ここからは、
紙の上で見つけた塊に合わせて
実際に4つに分ける作業です。

分け方がすでに頭に入っているので
作業がラクに進みます。

一度脳が予習しているから?

そうなんです。
紙の上での検討を
めんどうがっては損をします!

タイツというより
脚と足「あし」関連のものを

あれ・それ・これ、で分けたら
こうなりました。↓

A=【タイツ】
B=【外出用ソックス】
C=【自宅用ソックス】
D=【ストッキング】


既存の収納家具使って管理↓

 

■単純なアイテム分けは
混乱と不用品を抱える原因

単純にアイテムで分けた?
違います。

使用頻度と
使う場面を考えて分けたら
結果的にこうなったんです。↓

アイテムだけにこだわると
よく使うものもそうでないものも
混ざってしまう

単純なアイテム分けは
わかわかりやすそうで
分け方が煩雑になって
じつは管理には向いていない

アイテムに
使用頻度と使う場面を重ねて
ざっくり分ける方が
脳は理解できる。
それが「わかる」ということ。

だから使用頻度と
使う場面はすごく大事なポイント。

A【タイツ】=出番が多い

B【外出用ソックス】=出番が多い

C【家履きソックス】=毎日使う

D【ストッキングなど】
=タイツ&ソックス派には出番なし?

【ストック】は別枠で
肌着などとまとめて管理。

手に取って分けて
引き出しの中を俯瞰すると
それまで
使用頻度や使う場面が違うものが
混ざっているのが
よくわかりました。↓

 

■不可欠なのは
変化に対応する受け皿

タイツ類は消耗品。
ダメにならなくても使用頻度は
暮らしているうちに変化するもの。

塊で分けるとき
変化を引き受ける場所
つくることは
じつは管理を維持するうえで
欠かせません。
これ、じつはリバウンド防止策です!

さて、俯瞰していたら気づきが!
【ストッキング】と思っていた
4つ目の塊は違っていました。

【D】はストッキングも含めて
【ほとんど使わないもの】
捉える方がわかりやすい。
早く処分したらいいですね~。

【D】のくくりは【いろいろ】。
【A】【B】【C】それぞれから外れた
半端なものを
引き受け場所を兼ねることに。

これで
【日々使うもの】が
A=あれ、B=それ、C=これ
と頭の中も実際の収納も
スッキリと分かれました。

次回「引出し収納を使いこなす ③」は、
引出しの中をよりわかりやすく
ひと工夫する話です。

 

*追記*
投稿の翌日、
タイツの引き出しを開けたところ
気づきがあり
しまい方変わりました。

引出しの奥にあった
履きにくくてかさばるタイツを
【Ā】から外して【Dいろいろ】へ。
近いうちに処分になりそう。

スペースに余裕ができて
しまい方シンプルに。

 

 

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posted : 2018年1月26日