「引出しのものがサッと取り出せない!」① 引出しの中、ごちゃごちゃの原因と解消法

私」の時間を大切に。

こんにちは。
暮らしのアドバイザー土井けいこです。
ていねいな暮らしのための
時短家事をお伝えしています。

タイツやストッキング。
長いからからみやすいし
取り出したら伝線…とか
出がけに履いてから気づいたりすると
最悪な気分に!!

きょうから
タイツの収納を例に
引出し収納を使いこなすポイント
シリーズで取り上げます。

まずは、ゴチャゴチャになった原因と
ゴチャゴチャ解消の
最初のステップです。

ここが片づけを確実に進める始まり!

 

■お目当てものが
サッと取り出せない理由

「引き出しのものが取り出しにくい」
そういう経験、私もあります。

特にタイツ。
わたしタイツ愛好家です。

引き出しの中に
洗濯し終わったタイツを
放り込んでいたことがあって、

使いたいものが
サッと取り出せずイライラ。

放り込みやすさを優先したため
引出しが大きすぎました。汗

絡まる原因は、たたまないからですよね。汗
ほかにもあれこれ
不都合の原因に気づいていて
(だって私、片づけのプロ…汗)

数か月後、
ようやく中身を点検

さらに数日後

確実に使うタイツに絞って
引出しを大きいのから小さいのに
替えました。

小さな引き出しに合わせて
たたんで収納方法の見直し(汗)。

収納スペースに合わせて
枚数も絞って
なにがあるか一目瞭然の
しまい方に変えて
ようやくサッと取り出せるように。

 

■放り込みやすい大きな収納の
最大の欠点

大きな引き出しは
放り込みができてラクそう。

でも使用頻度が違うもの
使うタイミングが違うもの
状態が違うものまで混ざって
どれがどれがわからずイライラ。

なにがあるかわかっていないので
買い物も余分にしてものが増えます。

穴が開いたタイツも
発覚したときイラっとしたら
その場で処分したらいいのに
そのままに…。
洗濯してしまって知らずに再び引き出しへ。

そうそう、そんなことありました。汗

収納スペースが大きいと
なんでも放り込み…ますよね。

これも
取り出しにくさの原因の一つに。
負のスパイラル~。

適切な収納に変えるにしても
まずは片づけの基本をしっかりと。

持ち物点検から始めます。

↓参考のため厚手のタイツ
7足だけ出してみました
たたまないとけっこう嵩張ります

 

■引出しの中身の把握作業と
グループ分け作業は別

さあ、点検を始めましょ。
点検は見るだけ

何もしないと決めて
手に取って確認

引出し一つと範囲を決めて
全部出して広げると
その多さにびっくり!

頭の中でなんとなく考えていた
のと違って
実際に手に取ると
どんなものが混ざり合っているのかが
実感できます。

点検の途中で、
いろいろ思いは湧いてきますが
どんなものがあるのか
把握するのが目的です。

くれぐれも
仕分けなどし始めないように、
目的をしっかりと意識して
確認に集中です

確認が終わったら
引出しに戻してその日はおしまい

 

■紙に書き出す意味

確認できたものは
別の日に
紙に書き出します。

中身を確認してから
片づけまで日をあけるのは
その間にいろいろな気づきを
得られるから

どんなものがあるか紙に書き出すのは
実際の作業をサクサク進めて
片づけのリバウンド防止のためにも
欠かせません。

この時点では
分類とか考えずに
思いつくままに書き出すのがいいです。

バラバラと書き出したものを
紙の上から眺めつつ

自分にわかりやすい
【くくり】=塊を見つけていきます。

管理しやすい塊の数は
2つか3つか、増やしても4つ

頭の中で把握できるように
紙の上で3つか4つにまとめます。

脳科学的には
人間の脳が一時に把握できるのは
これ、それ、あれ、
プラスマイナス
1、なんだそうです。

だから、いきなりものを出して
細かく分け出すと混乱するんですね。

いきなり出して
細かく分けてきちんと収納!?
これリバウンド確実なやり方。
絶対NGです!

逆にいくつかの塊を見つける作業は
リバウンド防止に不可欠!!

引出しを開けなくても
わかる分け方は、
漠然とでは思い浮かばい。

紙に書き出してう文字にして
俯瞰すると
閃きやすい

 

収納の大きさって
大きすぎると
放り込み場所になってしまう。

しまい方を気にしなくていいので
ラクな気がしますが
なんでも放りこんでしまうのは
混乱の元。

まだ作業は始まっていません。
次回は実際の
作業方法を取り上げます。

 

【本日のポイント】
・放り込みやすい収納は要注意
・片づけの最初のステップは点検
・点検できたら戻す
・中身を紙に書き出す
・紙の上で3つ前後の塊を見つける

 

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posted : 2018年1月25日