食器棚、収納扉耐震地震対策。ラッチで飛び出し防止。家具の壁付けで転倒防止策を



“暮らしはラクに楽しく♪”
あなたの暮らしの困りごと解決する
暮らしのアドバイザー 土井けいこ です。

「今日を大切に」する時短家事と
暮らしがラクになる『減災収納』を
お伝えしています。

大阪北部の地震のあと、
人に会うたびに
ひとり一人の体験を聞きます。

心を寄せつつ
不安な思いでいる人へ
安心感を届けたい
という思いが空回り。

そこで今日は、
これまで記事で取り上げてきたことを
あらためて掲載。
食器棚や冷蔵庫の扉
転倒対策を取り上げます。

 

■20年続ける食器棚の地震対策

食器棚に限らず
背の高い家具の地震対策の
基本は3か所。

家具の転倒防止
家具を壁に固定する

収納物の飛び出し防止
家具の扉が開かないようにする

家具の前のめり、滑り出し防止
家具の底手前にくさび状のシートを挟む

阪神・淡路大震災を体験してから
基本対策の中からひとつずつ進めています。

はじめに対策をとったのが扉対策。
やってみると扉のロックだけでも
大きな安心感が得られて
備える(具体的行動する)意味に気づく
大きなきっかけに。

↓右赤は両面テープで取付が簡単


天井への突っ張り棒をすでに使っている方は
今一度
取り付け位置の確認を。


取り付ける天井と家具に
板で補強がポイント

突っ張り棒だけだと
地震の力が一点に集中。
天井や家具を突き破り
穴があく可能性があるため
板をかませて突っ張り箇所にかかる力を
分散させます。

食器棚の壁へ家具を固定する方法は
突っ張り棒以外にもあります。

うちでは
蝶番タイプの金属に
ゲルシートで家具と壁につけ
金具を家具と壁に釘を止めています。
蝶番に「遊び」があり
衝撃を逃すシンプルな仕組み。
似た商品が
いろいろ販売されています。

ベルトで壁に固定する方法もあり
冷蔵庫で使っています。
(購入時に急いで手持ちの板で取り付けて
不細工になってしまいました。。。)
家具用ベルトも市販されています。

床との間にくさび状のシートを挟むのも
家具の地震対策の方法のひとつ。
家具が若干壁に斜めによりかかることで
重心が後ろに。

家具対策と併せて

まずは重たいものを
家具の下部に集めて
重心を下に移すと応急対策になります。

家具の手前に
新聞紙を分厚くたたんだものや
段ボールをかませるのも応急対策に。

↑家具の下に差し込む楔状グッズ

楔状の差し込みは
腰高家具の横滑り防止にも使えます。
出口横に家具がある場合は、
家具が横滑りをして
出口を塞ぐこともあり得ます
ので
倒れないからと安心はできません。

 

■扉ラッチは永久ではない
経年劣化する

食器棚で今使っているのは
片方が二代目で
片方が三代目。

20年の間に開閉頻度で
劣化して効果がなくなりますから
交換が必要です。

キッチン頭上の戸棚にも
食器収納の扉と
同じものを取り付けています。

地震用グッズが取り付けられなかった
場所には
プッシュラッチを取り付け。

マグネットラッチは
何の効果もありません!

中からものが扉にあたるだけで
扉はカンタンに開きものが勢いをつけて
飛び出します。

マグネットラッチと違って
プッシュラッチは
揺れで中からものが扉を押しても
開きにくいです。

でもプッシュラッチは
扉に外からものが当たると
開いてしまうことは考えられます。

だから詰め込まないで

繰り返しますが
収納量を減らすことは
被害軽減策の一環!

使用頻度が低いものは下へ移動。
使っていないものは
取り除く
のが一番です。
(処分せずともキッチンから出す)。

 

■観音開き対策は
S字フックで手軽に危険回避

扉に持ち手がついている場合は
S字フックで扉が開かないようにも
できます。

とはいっても
日常、開けたとき取っ手から
フックが外れないように
サイズを合わせて選んだり
調整が必要です。

小さなお子さんのいたずら防止用の
キャビネットストッパーも有効。★
我が家では冷蔵庫で使っています。
追記)食器棚など収納物に重量があるものにはNG

 

■安全重視ではあるけれど
継続のためにも潤いも忘れたくない

家具の上には何も置かないのが安全。
でも置きたい。
だからそれなりの対策を取っています

↓家具の上に置いたかごは
植物以外ものは入っていなくて
釘やフックで
揺れても飛びにくいように工夫。

植物は水切りができるように
ジッパー付き袋を二重にして
入れてあります。

あまりに極端な地震対策は
長くは続きません。

ふだんの暮らしに不便がないように
地震対策と使い勝手と潤いに
折り合いをつけながら

不安を減らし
安心を増やしていきたいと思って
暮らしています。

 

★キャビネットストッパーについて↓

本来の目的が
お子さんが指を挟んだりしないように
つくられているもの。

食器棚の地震対策に使っていて
食器に押し開けられたという事例も
聞きました。

粘着力や部品の経年劣化も進み
揺れで食器が扉を押し開け
ロックそのもがはがれることも
あり得ますので
ロックと収納物(量)の点検が必要です。

 

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posted : 2018年6月22日