洗濯カゴを選ぶ基準と置き場所の見直し。動きやすくなって洗濯が快適に!

“暮らしはラクに楽しく♪”
暮らしのアドバイザー 土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事と
暮らしがラクになる『減災収納』を
お伝えしています。

「なんとなく」使い始めて
「なんとなく」使いにくい。

暮らしの中ではそういうことは
いろいろあります。

今日は
わが家の洗濯カゴを例に
「なんとなく」使い始めたことで
日々の動作のストレスにも気づかず、
改善できることにも気づかない…。
しかし、
改善するとスゴイ効果がある!
という話題です。

 

■NGに気づかないのは
当たり前と思っているから

洗濯物の仕分けカゴは二つ。
深さがあるもので揃えています。

それが当たり(いいこと)と思っていると
そこにやりにくさがあることには
気づけません

なんとなく…
やりにくいのは感じているとしても
「ここがこう」と
やりにくさを具体的に感じなければ
改善するという発想には至らないです。

今回はっきりしたことは、
(洗濯に限らず)
深さのある容れ物は
ものが取り出しにくい!
とういうこと。

いままで、
たくさん入ることを

いいことだと思っていました!?

(市販の洗濯カゴはどれも深い。
洗濯カゴが床置きだと
深い方がいいのでしょうか…)

深さのある容れ物はたくさん入る!
たくさん入るということは
溜まる…という側面もありますね。

ワタシ、心の奥で
洗濯物を溜めるつもりだったかな?!

(洗濯物の量は家族構成にも
よるとは思いますが)

洗濯物を入れるカゴは
日々のことですから
取り出しやすさを優先

山盛りになっても洗濯をすれば
山は小さくなります。

洗濯物カゴを浅いのと交換します!

 

■動作がラクで家事が快適に!!

↑2019年4月初め

↑2019年4月中旬

なんとなく洗濯物がカゴから出しにくい。
それはどのタイミングで自覚したかな?

とにかく
やりにくさの原因が
カゴの深さにあることに気づき
深さ25センチから19センチに替えました。

洗濯物が取り出しやすい~!

置き場所を洗剤と入れ替えたら
もっとラクですよね?

ようやくカゴの置き場所を
間違えていることに気づいて入れ替え。

洗濯機の角をまわって
奥へのL字動線が解消。

カゴと洗剤の位置を入れ替えると
洗濯物とカゴの間に立って
洗濯物をかごから出して洗濯機への動作が
スムーズ。

動作空間があるって
ものすごくラク
※(動作空間の解説は最後に)

 

■自分の意識の変化にびっくり!
改善の効果がスゴイ!

元々洗濯機と収納の間には除湿器があり
人が立って動けるスペースがありません。

そんなところに洗濯カゴを置くなんて
大NGでした!

手を伸ばして上半身をひねって
洗濯物を引っ張り出して
時々床に落として…
やりにくかったこと!

改善して自分の行動と
気持ちの変化にびっくり。

洗濯機に洗濯物を入れたくなって(笑)
少しかなくても
見えることもあって
洗面所に入るたびに
洗濯機を回してしまいます。
(節電注意ですよ~)。

 

■「なんとなく」使い始めると
問題に気づきにくい

現在の場所に住んでもうすぐ21年。
当時、なんとなく
深さがあって大きい方が
たくさん入って、
それがいと思った
気がします。

浅い方のカゴでは
洗濯物があふれそう…と
思ったかもしれません。
家事がはかどる方向とは
逆の考え方をしていたようです。

これって
食器の水切りかごと
根本的には同じ問題ですね。
(※記事のリンク貼ります)

置き場所のことも
しっかり考えていませんでした。

そうやって
なんの考えもなく使い始めて
どこかでやりにくさを感じながら
20年も日々の家事を繰り返していました

物の置き場所や家事のやり方って
始まりは「なんとなく」?
なんとなく始まると
やりにくさも感じないし
もちろん原因にも気づきにくい。

暮らしにくさに気づくには
「これでいいのか?」
「この方法でいいのか?」

「ここでいいのか?」
といつも自問すること。

そこに気づかないと
改善方法も考えないから。

今回の小さな改善で
長年の使いにくさが解消。
快適に家事ができるうれしさを
洗濯のたびに実感しています。

原因をあれこれ考えることに
時間をかけましたが
実際にかかった時間は
カゴを入れ替えて置き場所変えるのに
3分ほど。

すでにほかにも
小さな改善点が見つかって
すぐ改善できることは実行済み。

まだまだ見直しと改善は続きます。

 

***

 

《追記/動作スペースとは?》

家具や収納を使うとき
そ家具や収納の前で人が動きます。
扉や引き出しを開け閉めして
ものの出し入れに伴って
腕を伸ばしたり
しゃがむこともあるでしょう。

家具の前には
人が動けるように空間が必要です。
その空間のことを
建築やインテリアの分野では
「動作空間」といいます。

今回の事例では人が入れないところに
収納(カゴ)を置いていたので
体勢に無理が生じていました。

 

 

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posted : 2019年5月8日