調味料の置き場所はどこが手に取りやすい?自分のムダな動きに気づくには?

何度も取り上げている
キッチンのムダな動きを解消する
ポイントなんですが、

そもそも問題は
ムダな動きに気づけないこと!?

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

不便なのになんとなく続ける習慣や
置き場所の思い込み。

そこに台所しごとが
しんどくなる原因があるって
自分ではなかなか気づけない
のかもしれません。

チリも積もれば…なんですけど。

今日は、
日々使う調味料の置き場所を例に
ムダな動きの具体例と
解消のポイントが話題です。

 

■ムダな動きや
不便さに気づけない理由

わたしの場合
どこにあると
動き(動作)がラクなのか
自分の動きと
ものの置き場所を関連づけることが
しみついています。

「これでいいのか」
いつもどこかで
自分に問いかけています。

そうすると
ある日、
調味料も使いやすくて
置き場所があることに

気がつきます。

頭の表層で考えているのではなく
ものを手にするのに動いたり
ものに触れたりして
不便さや思い込みを
全身で感じ取っている
のだと思います。

どうしてそうなったのか。
台所という場所と
そこですることを大事にしたい
という思いが根本にあるからです。

なんのためにムダな動きをなくすのか
自分の動きに関心を持つ
=意識するには
そこが大事。

 

■出したり戻したりがラクな配置

以前にも取り上げましたが

調理がスムーズに流れるように
料理に取り掛かる前に
料理の流れをイメージして
つくる料理に使う調味料は
あらかじめ準備

調味料のスタンバイは
コンロの右脇。

右利きだから

そのため
日々使う常温保存の調味料、油
塩と胡椒と砂糖は
コンロの利き手側が置き場所

準備も、使って戻すのもラク。
これは大きなポイント

お砂糖はあまり使わないので
調理中必要なときのみ
取り出すこともあります。

そのとき
コンロの前に立っているわたしは
利き手右側に
まっすぐ手を伸ばして
サッと取り出して使って戻します。

利き手側に置き場所があると
脚はそのままで
上半身の動きが最小限
で済みます

以前は利き手側の
コンロの斜め前方にあり
上半身を前のめりに
腕を伸ばしていました。

調味料が見えるのが好きで
20年も「そこがいい」と
思っていた場所でしたが
(地震対策もあって)

現在の引出しに変更

変えてみると
動作がラクで早い。

 

■日々使う調味料の置き場所を
二か所にして動作のシンプル化

そうはいっても
コンロサイドが利き手と反対側だったり
利き手側でも壁ギリギリで
スペースが思うようなところに
ないこともありますね。

その場合の対策としても
調理台そばに調味料を置くことは
あり得ます。

調理台そばに置くことの
メリットもあります。

例えば酢味噌をつくるとき
冷蔵庫からお味噌を出して
調理台に置き
砂糖も出して…となると
調理台の引出しやその周りに
砂糖や塩があると便利。

だけど
うちのように
コンロの左が調理台の場合
日々使う調味料が調理台だと

コンロに立つと調味料がコンロの左に。
(右利きの場合)利き手がクロスして
不便では?

そう!
この感覚が大事なんです!

そう思いながら
ちょっと試して
みます。

調理台の引出しとかその周りを
日々使う調味料の
置き場所にしている場合は、

長年の習慣だからなのか。
それとも
本当にそこが便利なのか。

よく自問します。

やっぱり調理台に必要だとなれば
コンロの近くにも
(引出しとは限りません)
サッと手を伸ばせるところに
日々使う調味料を置くと
動きがラクになるはず。

日々使う調味料がコンロの両サイドなら
コンロ前での
身体のひねりがなくなります

利き手がどちらでも
スペースが限られていても
ポイントはコンロ前の
調理中の動作にできるだけ

ムダ(ムリ)がないこと
調理をラクに進められるポイントです。

 

■ムダな動きに気づく
客観的センサーは育てるもの

調味料だけに限りません。
キッチンは特に
いろいろ煩雑な作業をします。

料理や洗い物をするときの動作に
少しでも動きにくさを感じたら
使うもの置き方や
置き場所を改善
します。

それには自分の動きを
客観的に俯瞰することや
不便を感じるセンサーが必要です。

しかし!
センサーは感覚。
急に感じられるものではない

だからムダな動きに気づけず
なかなかスムーズにいかないのかも
しれません。

それでも
置き場所とムダな動きは関連している
ことを意識し続けること。
それが不便を感じる感覚を鍛えることに
つながります。

気づいたことがあれば
改善策は人のマネもOK。

でも、
ここで止まらないで!
マネをしたその先が大事。

いろいろ試して思考錯誤して

自分に適した方法を見つけていきます。

(あ、昨日と同じこといってますね)。

そうするうちに
意識することがいつものことになり
別のところの使いにくさや
動きにくさ、ムダな動きにも
気づくようになっていきます。

長年の置き場所には
思い込みがあり
それに気づくには
自分の動きに関心を持つこと!

なので
今日はあまり疲れていない…
そういう日の調理タイムに
よくよく自分の動きを
観察しましょ。

小さなラクをいっぱい感じて
台所しごとが
ラクに楽しくなりますように♪

 

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posted : 2020年2月5日