「おうち時間」を快適に。自分の時間・小さな居場所をつくる効果

自宅で過ごす時間が
増えましたね。

家族が一緒の時間、
家族がいるいないにかかわらず
「居場所」は大事。

出かけて気分転換が
これからも
難しくなることを踏まえて
暮らしの環境を整えていくことが
必要なのかな?
と思っています。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納
をお伝えしています。

自宅で過ごす時間がどうであっても
小さな「居場所」を持つことは
意味のあること。

家族と暮らしている人。
特に家事を担っている女性の場合
独りになれる時間と「居場所」、
必要だと思うんです。

家の中に独りになれる
小さな場所で
くたびれた自分を癒したり
ザラついた心やざわつきをしずめ
混乱した頭をクールダウンできたら
自分にも家族にもいいこと。

もちろん
独り暮らしの人にも
そういう時間は大事です。

今日は
「ステイ@ホーム」中に
書きかけだった「居場所の確保」を
取り上げます。

 

■落ち着くのは小さくて閉じた空間

講座の受講生さんが
寝る場所を
和室と本来の寝室を
往ったり来たり。
理由を聞くと
広い寝室が眠りの場所として
落ち着かないとのこと。

寝室の壁の一面は外への窓。
もう一つの窓はリビングの吹き抜け。
3つ目の壁はクローゼット。
4つ目は出入り口のドア。

閉じた壁がないのです。
これではエネルギーがたまらず
寝心地がよくないはずです。

人が落ち着くのは
案外閉ざされた小さな場所だと思います。

コンサートホールは
音が響く空間が必要ですが

天井が低い方が人の声が反響しなくて
案外落ち着くのかもしれません。

「自宅内に
落ち着く居場所がない」
という声はよく聴きます。

いずれも広々した家で
リビングが
吹き抜けのケースも多いです。

うちのリビングも天井が
ダイニングより30センチ高いです。
開放的な快適さはあるけれど
「落ち着く」とはいいがたいかな?

今よりわかくて
外での仕事が多くガンガン突っ走っていたときは
天井が高い広々したリビングで
落ち着けないことには
気がつきませんでした。

そうそう、
勉強に集中できる部屋は
北向きで小さな部屋だそうですね。

 

■開放的な暮らしにも
ひとりの時間と場所が大事

広いと落ち着かないなんて
狭さが悩みの人からは
贅沢といわれるかな?

まあ、耳を傾けてくださいませ。

広々した空間が
しんどく感じたのは
体調を崩したときのこと。

体調を崩す前は
大勢や数人など
しょっちゅう人が来て
みんなでごはんを食べて

取材では押し入れの中も
オープン。

開かれた
風通しがいい暮らしは
いいこと…と思っていたのですが…。
それはちょっと違っていたんですね。

体調を崩していた頃。
著作本の原稿書きで
寝る時間以外を仕事に費やしていました。

寝る前に
灯りを落としたリビングの隅
ガラステーブルを前に
うずくまるように
手元の小さな灯りで
本を開き活字や写真を見る時間を
持つようになり…

独りになって
落ち着ける場所を
求めている自分に気がつきました。

オープンな暮らしは
外からのエネルギーが持ち込まれ
そこから得るものは魅力的です。

でも24時間365日オープンでは
自分が保てないこともあります。

オープンな暮らしと同じくらい
役割を背負わない
自分だけの時間も場所も大事だと
体調を崩したことで気がついたのでした。。

 

■独りの時間を意識してつくる意味

体調を崩して4年経った頃
LD、和室、洋室2つの役割を見直し
小さな部屋を休憩室に。

小さな部屋は
いい具合に東に振った北向き。
朝は明るく
昼間から夕方は
ロールブラインドをおろすと
光の入り具合が落ち着く感じ。

疲れたとき
体調がよくないとき
小さな空間が回復場所に。

落ち着く屋根裏部屋のような
スペースができたのは
コロナ禍のずっと前のこと。
わたしにとっての「禍」(わざわい)が
小さな居場所づくりのきっかけに。

7年経ちますが
このたびの「コロナ禍」の中でも
こういう場所をつくっておいてよかった
と感じました。

 

■独りの時間を快適にする
小さな工夫

「小さな居場所」は
独りになれる場所…とはいっても
基本的にドアは閉じないので
閉じこもりではありません。

ふだんも開けているので
来客から
プライベートな空間が見えないように
光は通しながら透けないように
布を輪に縫って二重に掛けてあります。

中の気配が廊下からわかる程度に
ゆるく閉じているのです。

小さな部屋は
泊り客があれば
ビジネスホテルのように
来客が使う部屋になります。

泊り客にも
「落ち着く」と好評です。

そのため
室内に私物(?)は
ふだんから
見えないようにしています。

 

■部屋や場所を多目的に使って
自分の居場所づくり

家に居ながら、
母、主婦…そういう役割から
離れられる
時間とスペースを持つのは贅沢?

ハイ!贅沢しましょ!

お子さんが小さなうちは
親としての役割に
時間もエネルギーも使うことに。
それでもやがて親離れする時期が来ます。

場所がムリ?
考えようで場所はつくれます。

カーテンや家具で仕切って
小さな場所をつくったことも
あります。

ブラインドで
ゆるく仕切りをつくるのも
方法です。

わたしの場合、
台風の時など風の音と
ニュース情報から逃れたいときは
窓のない洗面脱衣室が居場所。

「ステイ@ホーム」中、
キッチンの端っこも居場所に。

横で筍を茹でたりしながら
踏台に腰かけて休憩。
目の前の棚から料理本を取り出して
パラパラめくったり…
工作もしていました。

(キッチンに料理本があるのは
「今日のごはん」を考えたり
見ながら作るためではありません。
小さなキッチンライブラリーです)。

家の中に独りになれる場所を持つのに
家族の同意や理解を得るのが
難しいこともありますよね。

だからってあきらめないで。

キッチンの隅っこや
洗面所に折り畳み椅子をひとつとか
こそっと少しずつ
居心地よく替えて
居場所にしていくのも方法かな?

大きな家に住む友人は
誰も入ってこない時間の洗面所が
「落ち着く」そうです。

24時間お姑さんの介護をしていた人は
「早朝の1時間だけが自分の時間」といって
納戸の中で趣味に没頭して
充実のひとときを過ごしていました。

独りの時間と場所をつくりましょ。

一日中家族の中で過ごすのが
当たり前?
気分転換は
外へ出かけますか?

それが難しい状況に
なってしまいました。

家族と一緒の人も
ひとり暮らしの人も

人生晴れの日
曇りの日
雨の日いろいろです。

家に居ながら気分転換できたり
静かに過ごす時間と場所を
意識してつくることは必要なこと。

 

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posted : 2020年6月6日