「たかが輪ゴム」?ものをスッと手に取れる心地よさが家事を快適にする

前回お米を前もって量る
ことを話題にしました。

同じことを
ごはんを炊くたびに繰り返すなら
まとめてした方が効率がいいから?

それもあるけれど
準備ができていると
お米を研ぐとき
気持ちも動きもスムーズです。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事と
暮らしをラクにする『減災収納』を
お届けしています。

台所の家事で
自分の動きが自然に流れるって
すごくラク。

逆に
ものをさがしたりひっかかったり
家事が中断するのはイヤです。

だから、
サッと手に取れる状態に
輪ゴムだってスタンバイ。

今日は
台所の輪ゴムを例に
ものを使いやすくスタンバイ
させる意味について取り上げます。

 

■輪ゴム1本を
必要なときサッと手にできるのが
時短家事の原点

↑金色のワイヤーは輪に折って掛けると絡まない

自宅講座のとき
「そんなものまで
場所が決まっている!」
と、受講さんの声が。

台所の引出しの一角に
お菓子の袋を止める
ワイヤー(カラータイ)の
置き場所が決まっているのを
見たときのことです。

ワイヤーでも輪ゴムでも
さがすとか…
取るときひっかかるって
そこで家事が中断する
ってこと。

輪ゴムのように
地味なものもどんなものでも
置き場所がわかっていて
サッと手にできる状態に置くのはラクだから。
家事がスムーズに流れると
どんなに気持ちがいいか。

しかも結果として時間短縮に。

時短というと
どうかすると手抜きを考えがち。
手抜きと思うと気持ちよくない。

台所では
切ったり洗ったり
作業がいろいろあって
道具もあれこれ使います。

さがしものやひっかりで
中断することなく
気持もラクに動けることは
台所しごとにはとても大事
です。

 

■サッと一本手に取れる
輪ゴムの容れ物の条件

「キッチンでの無駄な動きが多い」
困りごとがある
オンライン講座の受講生さんが
キッチンの引出し収納改善に取り組んだ
ときのこと。

輪ゴムを
容器に入れていたのですが
取り出しにくそう。
“ひっかかり”に
ご本人は気がついていない。

サッと手にできないことに
ストレスを感じていないのかな?

そういうケースは
この受講生さんだけでなく
あちこちでありそう。

そこでうちのキッチンにあるもので
輪ゴムの容れ物に適した
容器の条件出しをしてみます。

候補にあげた容器の
底の大きさは
輪ゴムの直径が収まるくらい
ここポイント。

指先でラクに
輪ゴムがつまめるくらい
容器の中に余裕ができる
直径と深さ(浅さ)もポイント。

写真の四角は
切り口がシャープで
いまひとつ。

丸い方はふちに丸みがあり
指にあたりがやさしい。
親指の第一関節ほどの深さで
指が自由に動かせて
ゴムがつまみやすい。

もうひとつ
うっかりなんとなく
大きいものを使いがち。

容器の底が大きすぎると
輪ゴムをつまもうとすると
輪ゴム全部がかたまって底を動いて
1本がつまみにくい。

輪ゴムを“しまう”と
思っていると間違いやすい。
“しまう”のではなく“置く”
です

受講生さんの輪ゴムの容れ物は
底が広過ぎ。

台所仕事がスムーズに進まず
無駄な動きが多いと感じていた背景には
輪ゴムの容器の“ひっかかり”のように
人の動きを中断する問題が
いろいろありました。

多くの場合
置き場所も容器も無頓着で
“ひっかかり”にも気づいていない
ように感じます。

 

■引き出しの左角に円錐形を
選ぶ理由

わたしが選んだ
輪ゴムの置き場所は
調理台の引出し手前左。

調理台に立つ位置が引出しの左。
なので
引出しの左端に利き手が
サッと手が届く位置
手前左端を置き場所に。

使うのはつかなくなっていた塩のビン。
円錐形は輪ゴムの収まりがよく
かつ外しやすい。

引出しの深さがあるので
丸い容器に入れてポンと置くと
引出しの底まで指を入れることに。

塩のビンにひっかける方が
引出しを開けるだけで
輪ゴムをサッと手に取れてラク

それで選びました

円錐形は安定感があって
引出しの中で動きにくいのもいい。

さらにビンが動かないように
コップの中にびんを入れます。
このひと工夫で実に具合がいい。

もう一か所。
シンクと反対のカウンターにも
輪ゴムを置いています。

フックのカーブの深さがよくて
回転するフックをマスキングテープで
固定して壁のバーにマグネットをペタ。

作業をするとき
目の前の輪ゴムを
サッと手にして具合よし!

 

■キッチンが使いにくい?
ものの配置に改善の余地あり

家事が苦手な人に多く見かけるのが
ものの配置と容器の問題の前に
使わない(使いこなせない)ものでも
すごく出し入れしやすい場所に
置いたりする問題があります。

持っていることに意味があるのかな?
だから値段とかで
価値があるとおもうのかな?

その一方で
タダで小さなものは
いいかげんな置き方をしがち。

だから、
“そんなものまで…”って
いうのかな?

金額の大小ではなく
些細なものでも
役割があるものにこそ価値があり
ひっかかりなく使えるように
置く
必要があるのです。

ほんとうに
置き場所置き方への配慮は
流れる家事には欠かせません。

そこに気づかずに
キッチンに不満をもち
「なんだか使いにくい」
「なんだかムダな動きが多い」
…そういう声をよくききます。

わたしだったら
家事は流れないと
気持よくはできないな~。

だから
“そんなもの”も
どんなものも
さがす時間と
ひっかかりはなくしたい

それには
自分の動きや小さな動作に
意識を向けることが
ほんとうに大事です。

ひっかかりを日々改善して
いつ出番があっても大丈夫なように
ものはスタンバイ状態に。

 

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posted : 2020年7月21日