新しい日常…。
こんなときこそ
もっともっと家事をラクに!楽しく♪
家事のお困りごと解決を
仕事にして今年で30年。
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
*
手のひらからはみ出すほどの
ジャンボオクラをいただきました。
おなじみのオクラは
時々固いのがありますが
ジャンボオクラは
とても柔らかで美味しい。
ジャンボなオクラの断面が楽しくて
いいこと思いつきました。
今日の話題は
お鍋一つでカンタン調理の
ひと品です。
明日から9月ですが
猛暑が続きます。
お料理にくたびれている人の
お役に立てたらうれしいです。
暑さでバテそう。
だからこそ楽に作って
しっかり食べましょ!
■ジャンボオクラが
柔らかで美味し~い
ジャンボオクラ。
“ダビデの星”イスラエル原産
エアルーム品種だそうです。
空輸ではなく産地は歩いて30分ほどにある畑。(笑)
友人が市民農園を楽しんでいて
そこのオーナーさんが生産されたものを
いただきました。
なににする…ともなく
茹でてまずは断面を楽しみたい。
ちょうどミニちくわがあったので
まな板の端にオクラを寄せて
ちくわも切って…和え物に。
断面がなんだかかわいい~♪
そこでちょっとアイディアが。
塩をまぶして冷凍の豚コマを
炒めようと思って
流水解凍してあったので
片栗粉まぶして茹でて
“ダビデの星”をトッピング。
豚コマが
片栗粉効果で口当たりプルン~。
塩をしてあったからかな?
お肉が柔らかでなかなかいけます。
■茹でた豚コマとオクラ
お鍋一つでパパっとひと品
前日の思いつきを
翌日も作って再現。
繰り返すのは覚えるポイント。
お鍋にお湯を沸かします。
ラップを剥がしたトレイの豚コマに
❶まんべんなく振り塩。
トレイの上で混ぜます。
混ぜるのに剥がしたラップを使いました。
❷豚具を使って片栗粉をまぶします。
ここで冷蔵、冷凍でストックにすると
重宝です。
沸いたお湯で
❸先にオクラをまるごと
1分ほど茹でで取り出します。
(オクラは塩を振って
まな板の上で転がして板ずりして
よく洗ったのを使います)
❹豚コマがかたまらないように
ほぐしながら入れて
沸騰するまで放置
豚肉ですからしっかりと火を通します。
沸騰までの時間を使って
❺たれをつくりましょ。
空きびんに
大まかな量でねりごまを入れて
そこにポン酢を加えます。
お味噌とポン酢でも合いそう。
空きびんの蓋を閉めて
振って混ぜ合わせてお味見。
うちのポン酢は出汁で割った甘め。
加減してくださいね。
暑いうちにペーパーで越した
ゆで汁で薄めてもいい。
豚肉が沸騰してきたら
❻灰汁を取ります。
おいしく食べるポイントですから
ここはひと手間かけましょ。
もう少し茹でるので
❼この間にオクラを切ります。
茹でた豚肉の水切りは
灰汁をすくい取ったボウルを利用。
別のザルに水切りした豚肉と
切ったオクラを移します。
ザルの中で軽くふわっと混ぜ合わせ。
ボウルでもいいけど
うちはザルの方がサッと手に取れるので
どっちでもいいときはザル~。
■美味しく食べる
3つのポイント
❶茹で豚の灰汁取り
❷茹でた後の水切り
❸盛り付け
ザルから器に盛りつけるとき
(お鍋やフライパンでも同じ)
両手を使って
おかずをすくいあげるように持ち上げて
ふわっと器に置くように盛ります。
たれをかけて混ぜ合わせると
オクラの粘りが出て
たれがオクラにまとわりついて
おいしく見えないかな?
そう思って
たれは盛りつけてからかけました。
ネバネバでたれがお肉によく絡むので
たれの量は控えめで十分。
シンプルな料理を手抜きにしないコツは
ちょっとだけ
丁寧な気持ちを添えることかな?
「おいしくな~れ♪」
食べるとき混ぜると
ネバネバとつるんが一体化して
おいしい~。
しゃぶしゃぶ肉でなくても
塩漬けと片栗粉のとろみ効果で
いい感じ。
つくる量はうちでは二人分で
オクラ1パック。
豚肉260gほど使いました。
たくさん食べられるので
豚コマが特売の日に
多いかな?というくらい作っては
どうでしょう。
多めの豚肉とオクラは
おかわりのときに混ぜ合わせると
使わない分を冷蔵できるので
翌日のお昼の麺類に
トッピングはいかがですか?
■自分もラクできる
家族が自炊する
豚こまの保存方法
写真はわたしが留守をする前日のもの。
いつもは留守のひとに
こんな親切なことはしません。(笑)
暑い日々、たっぷり豚肉が食べられて
助かったとのこと。
塩をまぶしただけで
旨味と保存性がアップ。
カンタンな下ごしらえと
メモをしたことで
気負わずおいしくたっぷり
食べられたそう。
その後
自分で下ごしらえを覚えました。
全体に塩を振って
(お酒もいいですね)
ポリ袋で
3日ほど冷蔵可能。
おしょうゆに浸けるのも
同じように日持ちOK。
暑くて買い物してすぐは
できないことも多いけど
5分頑張れたら
料理へのハードルがなくなる感じです。
ちなみに
“ダビデの星”をトッピングしたのは
塩して2日冷蔵後冷凍したの
流水冷凍したのを使いました。
*
へとへとに疲れたときは
豚肉は炒めるより茹でる方が省エネ。
お鍋一つでできるって
暑いとき疲れたときありがたいです。
先の下ごしらえは
暑いときだからこそ
お肉の日持ちにもおいしさにも
お役立ちと思っています。
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posted : 2020年8月31日