受講生さんが
「洗濯もののカビで困っている…」
といいます。
しかもすぐに対策を取らないで困っている。。。
なぜだろう?
多くの人は
どうしてカビるのか原因がわからなくて
困るばかりで
市販の洗浄剤もうまく使えていない
のかもしれません。
そういうわたしも
洗濯物につくカビに
手をやいたことがあり
買い替えのとき、カビにくい洗濯機に。
にも関わらず、
3年前にも「カビ騒動」を
起こしました。(汗)
その後、
意識を持って予防策を取るように。
13年目になる現在の洗濯機を
いつ止まるか
ドキドキしながらも快適に使用中。
*
こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。
「今日を大切にする」時短家事と
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。
*
洗濯槽のカビ掃除は
名前のない家事?
名前をつけるとすれば
「洗濯槽の逆襲」(笑)。
今日は洗濯機のカビ対策と
洗濯槽の汚れとの付き合い方を
取り上げます。
家電をいい具合に使うには
手入れが必要なことが
伝わりますように。
■洗濯機を買い替えるときの
わたしのポイント
1990年パナソニックの
縦型全自動洗濯機を買い17年使用。
その後現在使用中の
シャープ縦型全自動に買い替え。
パナソニック(当時ナショナル)のは
当時最新機能の洗濯機だったのですが
カビには悩まされました。
カビが洗濯物につき始めると
洗濯機の洗浄…ですが
これがなかなか大変。
お湯を運んで満杯にして
洗浄剤を入れて…。
これを3回以上繰り返し。
それでもカビは完全には取れないので
そのあと
洗濯物を全部ネットに
入れて洗濯。
衣類の汚れを
きれいにする洗濯機ですが、
洗剤と取れた汚れが
洗濯機を汚してカビのエサに
なっていることに気づくには
カビで困って初めてわかること。。。
そこで
洗濯機を買い替えるとき
選んだのがシャープの穴なしタイプ!
ステンレス素材の穴なし洗濯槽は
汚れ(白くくすむ)が見えて
拭き取りも簡単です。
穴ありだと
汚れが見えないところに
ついてやがてカビになります。
■穴なしも穴ありも
底のパネルの掃除は必須
自宅でのグループの講座で
洗剤選びがテーマだったとき
洗濯機の汚れで困っている声が
あがっていました。
そのとき、
「底のパルセーターを外すと…」と
いったところ
「え?外せるんですか!」と声が。
パルセーターを
外してひっくり返すと
汚れているかどうかが見えます。
3年前、
穴なし洗濯槽にも関わらず
のりのようなカビを
発生させてしまったことが。
パリセーターを外して
掃除していなかったんです。
手入れしないと汚れは溜まります。
パルセーターの外し方は
メーカーにもよると思いますが
うちのは
底の真ん中のネジを
ドライバーで半分くらい緩めて
パネル(パルセーター)を
持ち上げて外します。
先日、
ひと月ぶりに外してみると
汚れ(カビ)はわずかです。
3年前、
カビを「のり&わかめ状態」にしてしまってから
意識してパルセーターを
外して汚れを点検するようになっています。
そのために洗面所にドライバーを置いて
いつでもサッと外せるようにスタンバイ。
しかも置き場所はいつでも目につく場所です。
■石けん洗剤と
合成洗剤のそれぞれの対策
石けん洗剤はクエン酸で中和しないと
洗濯物に白く石けんが残ります。
それで、
柔軟剤のポケットにクエン酸をセットして
石けん残り防止策。
クエン酸を仕上げ剤に使うことで
石けん分(アルカリ性)が中和されて
洗濯層の汚れ(カビ)防止にも効果あり!
ステンレス層にも汚れが付きにくいです。
パルセーターを
カビさせてしまったころは
クエン酸を使っていませんでした。
合成洗剤と柔軟剤を
使っている場合は
底のパルセーターを外すまでもなく
洗剤ケースを外してみると
汚れを目で見ることができるはずです。
その汚れが洗濯槽の裏側にも
ついているとすれば
それが積もり積もってカビになって
洗濯のときはがれて衣類につくのは
想像できますよね?
外せる部分や蓋の内側など
目に見えるところの汚れでも
見えない穴の向こうの汚れを想像しましょ。
洗濯機の汚れに関心を持つのことが
予防のポイント。
石けんとクエン酸を使ってきましたが
いくつかの理由があって
現在使用中の石けんがなくなったら
マグネシウム洗濯に切り替える予定です。
■洗濯槽のカビ対策の
ポイント
実は洗濯槽のカビ対策は
カビが衣類についてからでは
遅いのです。
カビが洗濯物につかないうちに
洗濯槽を定期的に洗浄する必要が
あるんですね。
もしかしたら取説(手入れ方法)に
そう書いてあるかもしれません。
すでにカビが出ていたら
(経験者として
大変なのはよくわかりますが)
お湯と洗浄剤で
根気よく取らなくてはなりません。
市販の洗浄剤(※)で
一度しっかりカビ掃除。
それを先伸ばしすると
カビがますます繁殖します。
どうしていいかわからないことも
方法を知って
確実に対策を取ることで
次に生かしていけます。
つまり
一度対策をしたあとが大事。
大事なのは繰り返さないように
意識を持つこと。
くどいかな?
洗濯槽がカビる前に汚れを取ることが
快適洗濯のポイント。
それには次に掃除する日をメモして
自分に注意喚起。
メモする場所は化粧水など
毎日洗面所で手に取るものに。
今カビで困っている場合は
即洗浄して
次の掃除予定をメモ!
大変な体験のあとは
洗濯槽洗浄へ意識を向けるチャンス!
汚れへの関心を持つとは
意識を向けるということ。
あらまた言ってる、くどい。(笑)
予定したその日が過ぎてしまっても
(ひと月に1回のつもりが半月延びても)
それくらいなら
カビは待ってくれるはず。(笑)
予定の日を守るガチガチルールじゃなくて
掃除を忘れない意識が大事。
切手の料金不足のときもいいましたが
暮らしをラクにしていくには
痛い経験を繰り返さないことが大事。
とにかく洗濯槽の掃除を続けましょう!
*
「うちの洗濯機はカビないから
大丈夫」。
まだカビてないだけかもしれません。
何度も言いますが
カビてからでは遅いのです。
洗濯機は
衣類の汚れを取ってくれる
ありがたい家電です。
うちの場合、
たまたま長持ちなのかもしれませんが
手入れをしながら
少しでも長く使いたいと思っています。
そのためにも
洗濯機の蓋を開けて日々乾燥を意識。
もちろん洗濯槽を洗濯物を入れにするのは
通気が悪くなるのでNG。
洗濯物につくカビは、
やっぱり「洗濯機の逆襲」ですね。(笑)
***
《注意&追記》
●クエン酸を使う注意
クエン酸を使うのは
石けん洗剤を洗濯に
使っている場合のみです。
クエン酸は酸性。
金属を錆びさせます。
なので、
クエン酸がパルセーターの中の
金属部分に残らないように
最後に水を流しいれています。
クエン酸は
塩素系漂白剤との併用は
有毒ガス発生ため「混ぜるな危険」
禁止です。
●洗濯槽の洗浄剤
いろいろ市販されていますが
成分は
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
と炭酸塩が多いです。
ポイントはお湯の温度。
メーカーは40度と説明書き。
でも経験的に
熱い方が効果があると感じますので
60度を目安に
プラスティックの
耐熱温度も考えましょう。
風呂水ポンプがあれば
給湯温度を上げて浴槽に熱いお湯を溜めて
汲みあげるのも方法です。
やけどをしないよう
お湯の温度には注意しましょう❗️
●洗濯に使う洗剤
一時期洗剤をやめて
「マザータッチ」という洗浄剤に切り替え。
洗い上りふんわりでしたが
タオルなど白いものなどの
汚れ落ちが今一つと感じ
石けん成分の洗剤と併用。
(このいきさつは「おすすめ記事」に記載)。
現在「マザータッチ」は
おしゃれ着洗いと洗髪に愛用しています。
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posted : 2019年10月30日