暮らして23年目。洗面脱衣洗濯室が快適に。洗濯という家事がラクに進む!

何度も取り上げている
うちの洗面脱衣洗濯ルーム。

何度も何度も
小さな改善を続けて22年。

最近なんだか
初めから快適な
洗濯ルームだったみたいに
すごく家事がしやすく
居心地がよくなっています。

こんにちは!
暮らしのアドバイザー
土井けいこです。

「今日を大切に」する時短家事
暮らしがラクになる「減災収納」
をお伝えしています。

洗濯ものを洗濯機から取り出して
ハンガーにかけるのも
ベランダに運ぶのも

取り込んで
たたんで片づけるのも
片づけ前の
衣類の手入れも

ほんとうに快適に進みます。

入り口のドアを開けているせいか
日に何度も吸い込まれるように(笑)
入り込んで
ちょこちょこっと洗濯したり
片づけたりしています。

 

■繰り返す家事を
気持ちよくできる幸せ

↑今月初め((2020年6月)

住んで22年間、洗面、着替え、洗濯。
することに合わせて
ものの配置など
一つひとつ
「これでいいのか」
「これはここでいいのか」
「これはなくてもいいのではないか」
と、見直してきました。

なくてもいいものを外したり
置き場所を変えたり

使いにくさを
一つずつ改善し続けて

その結果、
繰り返す家事が気持ちがいい。

いろいろある中で
日々の家事をするのが気持ちがいいって
幸せなことです。

 

■使いこなすのに苦戦したスペース

↑2017年9月

とはいっても
はじめから快適ではなかったのです。
うちの洗面脱衣室兼洗濯機置き場は
確かに広い。
広さが使いやすさではないです。

いつだったか
同じ建物の知人が
洗面脱衣室が使いにくいので
見て…というので
行ってみると
本当にガランとして押し入れ用の
引出しが積み上げられているだけで
使いにくそうでした。

わたしも住み始めたときは
2年くらい物の配置に苦心。

わたしには洗面脱衣室に
持たせたい機能があるのですが
必要な機能(必要なもの)を
使いやすく配置できない。

 

あ~でもない
こ~でもないと
いろいろ試してはうまくいかず…。

引出しの役目
予備のハンガーの置き場所
洗剤の置き場所
収納上に置いた洗濯かごの使い方なども

一つ一ひとつ何度も見直しして
22年です。

 

■快適への道のりは
当たり前を疑うことから始まる

入り口前には棚があり
そこに入居以来20年もずっと
パジャマやタオル類を
おいていました。

それらを
奥突き当りの棚に移動。

数年前から入り口の棚は
ふだんは空きスペースに。

棚があっても
ものを置かない
という使い方があっていい

置かないと決めたことで
奥の棚の使い方を見直し
たたんだタオルやパジャマの
片づけ動線が
一歩も動かずゼロに

「あって当たり前」から
「なくてもいいのでは?」
そういう目で見ると
気づくことがあります。

洗濯物をベランダに運ぶカゴも
大きいのから小さいのに替えるなど
小さな改善を重ねます。

↑2019年11月洗濯年との活用で
洗濯を時短する話題

↑2020年6月はじめ

別洗いの洗濯物を
ネットに入れてハンギングすることで
洗濯カゴを二つからひとつに。
(一つは着替え用)。

洗濯物を溜めなくて都合よし。
収納上に空きスペースが生まれました。

 

■奥行51センチ快適スペースの誕生!

↑今月(2020年6月中旬)

これまでは
洗濯機の上を使って
たたんだ洗濯物を仕分けたり
衣類の手入れをしていました。

あれこれ改善しているうちに
なんと!
求めていた作業カウンターが
できました。

そうするうち
和室で長椅子に使っている板と
奥の壁の幅が同じことに気がつき
置いてみます。

あつらえたような
快適スペースに!

板を置いたことで
照明を隅のクリップライトから
正面の直管に変更。
仕事デスクのライトを仮使いすると
快適!

照明に寄り付く虫のように(笑)
明るい壁際に誘導され
自分が自然に動き
作業を気軽に
ちょこちょこ進めています。

 

■住みこなす意識が
家事のしやすい家をつくる

家事が気持ちよくできないのは
収納や動線の問題?
そうだとしても改善できるかどうかは
暮らす人の意識の問題もありそうです。

若いうちに
家事動線など考え尽くした
家を手に入れる人もいます。

その一方で
ハウスメーカーのつくった家や
マンションを
どう住みこなしていくか
苦心を重ねるのも暮らしです。

日々の家事は
家事がしやすい家に暮らしていても
それをする人の気持ち次第で
イヤな仕事になってしまいます。

住みにくい家に文句ばかりだった
31歳の自分を思い返しながら
どんな家でも
住む人の意識(意欲)次第で
住みこなしていくことは可能
と改めて思っています。

 

《追伸》
前回の記事を書いて
25年前の神戸の地震後の自分を
思い返しました。

あの体験で
夜、特に寒い季節
ふとんで眠れることが
当たり前ではないことを知ったのです。

震災後自分でご飯を炊いた日が
何月何日か
はっきり覚えています。

戦争や災害の当事者にならない
ことは当たり前ではないのです。
でも忘れます。

家事の価値は
どんな家に暮らすかどうかで
変わるものではありません。

大きくても小さくても
持ち家でもそうでなくても

家事ができることは
平和な証です。

だからこそ
可能な限り
より気持ちよくできるように
改善を重ねていきます。

 


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▼取り込みながらたたむのを
おススメしない理由



▼下着の置き場所は
たたむ場所が置き場所

※(スペースを見つける話
=web magazine KAMAKURANIに
インタビューを受けた記事が掲載)

繰り返し着る服の
仮置き場所も記事に記述

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posted : 2020年6月30日